日記

だめにんげんの日々

人生には健康センターが必要だ

サウナにハマりはじめてしばらくたった
元々短大の時に万葉の湯でバイトするくらいスーパー銭湯が好きだったけどサウナは呼吸器が弱い自分には無理だと思って避けていました
それがガラリと変わったのが去年
標高の高い土地に移住してから呼吸器の問題はちょっとマシになった
少し走っただけで息があがりスポーツをしたくても出来なかったのに(そのせいでずっとデブ
山で暮らすようになってからすぐゼェゼェハァハァすることは少なくなって快適
今までの人生は何だったのだろうか😇
サウナに目覚めたのは上記の理由から遅いですね
サウナ通いをはじめるとだんだんワガママというかこだわりが強くなってくる
狭くて暗いとこがいいとか、TVのあるとこは集中できないとか、サウナイキタイで人気のとこは平日でも混雑してるから避けたいとか
それでいいサウナを発掘することにした
サウナー向けのサウナブロガーにはならない、人が増えるのいやだから
綺麗な施設もいいけれど小さな銭湯とか昭和の香りがただよう健康センターが自分にはあっているようだ
利用者はほとんど近くに住んでるっぽいおばあちゃんだ
近所のおいしい店とか孫の近況とか
風呂は古代より地域コミュニティの交流の場だった
壊れかけのロッカーにテープを巻きつけて補修してるドライヤー
コインを入れて動くマッサージ機はガタガタと揺れ
クソ狭いサウナの床板はグラついてサウナ石をいれる装置は焦げついている
直す気はないらしい
近代的な浴場では体験できないなつかしい空気感に浸ることができる
その緩さがたまらない
レトロなものを愛でながらいつかくる滅びの日のことを思う時空の狭間にいるような浮遊感は中毒性が高い
健康センターは日本の宝で宇宙だ
どうかずっと続いておくれ