日記

だめにんげんの日々

3・11

11年目の11日

災害や戦争気持ち悪い事件の連続の中で

しぶとく生きてるのはとてもスゴイ事なのかもしれない

11年前のあの日

電車が全部ストップし混乱する都心部で私は北を目指して歩く

大波に揺られる船のような電車と駅のモニターにうつる津波の中継映像は一生忘れられないよね

大崎から目黒、目黒から渋谷、渋谷から新宿、池袋から十条

休み休み歩いて12時間以上かけて当時住んでたアパートに着いたときは脱力した

歩いてる時ずっとTwitterとLINEで九州の友達に励まされてたからがんばれたんだと思う

非常時に優しくされたことはずっと覚えているんだよ11年たった今もね

震災から3か月くらいたって東北にいった

行き先は松島と石巻

松島の有名な寺は崖が崩れて一部立ち入り禁止になっていた

見たかったとこが見れなくてがっくりしながら寺をでたら海の上にかかっている大きな橋を誰かが渡っているのが見えた

あそこまで行けるのか、行ってみようかなと橋の入り口まできたら鎖で塞がれてて立ち入り禁止の札がかかっていた

じゃああの人は?と前を向いたら人影は消えていた

その橋は長くて数分で渡り切るとか不可能なのに

それとなんとなく年配の女性なような感じがしていた

この話はオカルトに理解のある人にしかしないけどな

ブログに書くのは初めてだ

怖くはなかった普通に歩いてるだけだったからね

みんなそうだったのだ

みんな普通に生活してて突然命を奪われた

被災地の心霊現象を研究した本もある

セラピーとして「そういう話」が必要だという考え方

気になったら読んでみてください考えさせられます